「子供にタイピングを覚えさせたいけど、どのアプリを使えばいいのかわからない…」そんなお悩みを持つ保護者の方は多いと思います。タイピング練習アプリは本当にたくさんあって、選ぶだけでも一苦労ですよね。
でも、せっかく始めるなら子供が夢中になれるアプリを選びたいところです。つまらない反復練習では3日も持ちませんが、ゲーム感覚で遊べるアプリなら「もう1回やりたい!」と自分から練習してくれるようになります。
この記事では、実際に子供に人気のあるタイピング練習アプリを厳選して紹介します。無料で使えるもの、有料だけど本格的なもの、ブラウザだけで遊べるものなど、さまざまなタイプを取り上げているので、お子さんにぴったりのアプリがきっと見つかるはずです。
タイピングアプリを選ぶときのポイント
子供の年齢に合っているか
タイピングアプリを選ぶ際にまず確認したいのが、対象年齢とお子さんの年齢が合っているかどうかです。小学校低学年向けのアプリと高学年向けのアプリでは、出題される文字の種類や難易度が大きく異なります。
低学年向けのアプリは、アルファベット1文字ずつの入力から始まるものが多く、イラストやアニメーションが豊富です。一方、高学年向けのアプリは、文章入力やスピードテストなど、より実践的な内容になっています。お子さんのレベルに合わないアプリを選んでしまうと、簡単すぎて飽きたり、難しすぎて挫折したりする原因になります。
ゲーム性と学習効果のバランス
ゲームとして面白いだけで、タイピングの上達にはつながらないアプリもあります。逆に、学習効果は高いけれど退屈すぎて続かないアプリも問題です。理想は、遊んでいるうちに自然とタイピングスキルが身につくバランスの良いアプリです。
具体的には、正しい指使いをガイドしてくれる機能があるか、段階的に難易度が上がるカリキュラムがあるか、といった点をチェックしましょう。単にキーを押すだけのゲームではなく、ホームポジションや指の割り当てを意識させてくれるアプリが理想的です。
料金体系を確認する
無料アプリでも十分に練習できるものはたくさんありますが、広告が多かったり、機能が制限されていたりする場合があります。有料アプリは広告がなく集中しやすいですが、お子さんが続けられるかわからない段階でお金を払うのは躊躇しますよね。
おすすめは、まず無料アプリで試してみて、お子さんが興味を持ったら有料アプリにステップアップする方法です。多くの有料アプリには無料体験期間が設けられているので、活用しましょう。

無料で使えるおすすめタイピングアプリ・サイト
Playgram Typing(プレイグラム タイピング)
プログラミング教育で有名な「Preferred Networks」が開発した、子供向けのタイピング練習ツールです。ブラウザ上で動作するため、アプリのインストールは不要。パソコンさえあればすぐに始められます。
ホームポジションから段階的に学べるカリキュラムが用意されており、正しい指使いをビジュアルでガイドしてくれます。ローマ字入力に対応しており、ひらがな→カタカナ→漢字変換と段階的にレベルアップできるのが特徴です。
進捗が自動的に保存されるため、毎回最初からやり直す必要がありません。シンプルなデザインで余計な装飾がなく、タイピングの練習に集中できる環境が整っています。
寿司打(すしだ)
回転寿司がテーマのタイピングゲームで、流れてくるお寿司が通り過ぎる前にお題を入力するというシンプルなルールです。子供から大人まで幅広い層に人気があり、ブラウザ上で無料プレイできます。
「お手軽」「お勧め」「高級」の3コースから難易度を選べます。プレイ後にはタイピング速度や正確率が表示されるので、自分の成長を数字で確認できます。ゲーム性が高く、何度もリプレイしたくなる仕組みが魅力です。
ただし、寿司打はある程度タイピングができるようになってから挑戦するのがおすすめです。完全な初心者には難しい場合があるので、基本を身につけてからチャレンジしましょう。
TypingClub
世界中で使われている英語ベースのタイピング学習プラットフォームです。無料プランでも600以上のレッスンにアクセスでき、アルファベットの位置を1文字ずつ覚えるところから始められるので、英語タイピングの入門にも最適です。
レッスンごとにスターやバッジが獲得でき、達成感を味わいながら学習を進められます。指の動きを動画で示してくれるガイドもあり、正しいフォームを視覚的に学べます。英語の学習も兼ねたい場合におすすめです。
myTyping(マイタイピング)
ユーザーが自由にタイピング問題を作成・共有できるプラットフォームです。アニメのセリフ、歌の歌詞、都道府県名など、ジャンル別に膨大な数のタイピング問題が公開されています。
お子さんの好きなアニメや漫画に関連するタイピング問題を探して練習すれば、興味のある内容で楽しくタイピング練習ができます。自分でオリジナルの問題を作ることもできるので、創作意欲のあるお子さんにもぴったりです。

有料で本格的に学べるタイピングアプリ
特打ヒーローズ 名探偵コナン
人気アニメ「名探偵コナン」の世界観の中でタイピングを学べるソフトです。コナンと一緒に事件を解決するストーリーが展開され、タイピングの正確さやスピードが事件解決のカギになります。
ゲーム性が非常に高く、アニメが好きなお子さんなら夢中で取り組んでくれるでしょう。基礎練習モードもしっかり用意されており、ホームポジションから正しく学べます。買い切りタイプなので、月額料金は発生しません。
タイピングランド
iOS/iPadOS向けの子供向けタイピングアプリです。カラフルなグラフィックとかわいいキャラクターで、小学校低学年のお子さんでも親しみやすい設計になっています。
外付けキーボードを使ってiPadで練習できるのが大きな特徴です。GIGAスクール構想でiPadが配布されている学校のお子さんにとっては、学校と同じ環境で練習できるメリットがあります。
有料アプリを購入する前に、必ずお子さんと一緒にレビューや体験版を確認しましょう。見た目は良くても、実際に使ってみると合わないこともあります。返金対応しているかどうかも事前にチェックしておくと安心です。
ブラウザで遊べるタイピングゲーム
タイピング練習の定番サイト
インストール不要でブラウザからすぐにアクセスできるタイピングサイトは、手軽に始められるのが最大のメリットです。「e-typing」は、日本語タイピングの実力測定に定番のサイトで、レベル判定機能が充実しています。
また、「TypingClub」は前述の通り英語ベースですが、段階的なレッスンが非常に充実しています。さらに「Tweets Typing」は、Twitterのツイートをタイピングの練習素材として使うユニークなサイトで、流行のフレーズを打ちながら練習できます。
プログラミング要素のあるタイピングゲーム
プログラミングに興味のあるお子さんには、コードを入力するタイプのタイピングゲームもおすすめです。実際のプログラミング言語のコードを打ちながらタイピングを練習できるので、プログラミング学習の予習にもなります。
「Typing.io」はプログラミングコードを題材にしたタイピング練習サイトで、Python、JavaScript、HTMLなどの実際のコードをタイピングできます。将来プログラマーを目指すお子さんには特におすすめです。

タイピングアプリで効果的に上達するためのコツ
1つのアプリに絞って継続する
あれこれとアプリを変えるよりも、1つのアプリに絞って続ける方が効果的です。多くのアプリには段階的なカリキュラムが用意されており、途中でアプリを変えると最初からやり直しになってしまいます。
まずは2〜3個試してみて、お子さんが一番気に入ったものに絞りましょう。「メインのアプリ」を1つ決め、気分転換に別のゲームを遊ぶ、という使い方がおすすめです。
練習の記録をつける
多くのタイピングアプリには、練習結果を記録する機能がついています。タイピング速度(1分間に打てる文字数)や正確率の推移をグラフで確認できるアプリなら、成長を視覚的に実感できます。
アプリ内の記録機能がない場合は、紙のノートやカレンダーに毎日の練習結果を書き込むのも良い方法です。「先週は1分間に30文字だったのに、今週は45文字になった!」という実感が、次の練習へのモチベーションにつながります。
正しい指使いをガイドしてくれるアプリを選ぶ
タイピングの上達において最も重要なのは、正しい指使いを身につけることです。自己流の指使いで速く打てるようになっても、ある一定の速度で頭打ちになってしまいます。
画面上にキーボードと指のガイドが表示されるアプリを選ぶと、どの指でどのキーを押すべきかが一目でわかります。最初はガイドを見ながら練習し、慣れてきたらガイドを非表示にして挑戦するという段階的な学習が可能です。
スマートフォンのタイピングアプリは、実際のキーボード入力とは操作感が大きく異なります。タイピングスキルを身につけるためには、必ずパソコンの物理キーボードまたはタブレット用の外付けキーボードで練習しましょう。画面上のソフトキーボードでは、正しい指使いが身につきません。
年齢別おすすめアプリまとめ
お子さんの年齢に合わせて、特におすすめのアプリをまとめます。
小学校低学年(6〜8歳):Playgram Typing、タイピングランド。ホームポジションからゆっくり学べるアプリが最適です。かわいいキャラクターや音声ガイドがあるものを選ぶと、楽しく続けられます。
小学校中学年(9〜10歳):Playgram Typing、特打ヒーローズ。正しい指使いを意識した本格的な練習を始める時期です。ストーリー性のあるアプリだと飽きずに取り組めます。
小学校高学年〜中学生:e-typing、寿司打、TypingClub。スピードと正確さの両方を鍛えるステージです。実力測定機能があるアプリで、客観的に自分のレベルを把握しましょう。



