「Robloxで遊ぶだけじゃなくて、自分でゲームを作ってみたい!」そんなお子さんの夢を叶えるのがRoblox Studio(ロブロックススタジオ)です。世界中で遊ばれているRobloxのゲームは、すべてこのRoblox Studioで作られています。
Roblox Studioは完全無料で使えるうえ、テンプレートが豊富に用意されているので、プログラミング経験がなくても3Dのゲームステージを作ることができます。さらにLuau(ルアウ)というスクリプト言語を覚えれば、キャラクターの動きやゲームのルールも自由自在に設定可能です。
この記事では、Roblox Studioのインストールから基本操作、簡単なゲーム作りまでをお子さんでもわかるようにステップごとに解説します。

Roblox Studioとは?基本情報まとめ
Roblox Studioは、Roblox Corporation(ロブロックス社)が無料で提供するゲーム開発環境です。Robloxプラットフォームに公開されている数百万のゲームや体験は、ほぼすべてこのStudioを使って制作されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 完全無料 |
| 対象年齢の目安 | 小学校高学年~中学生以上 |
| 動作環境 | Windows / macOS(タブレット・スマホでは不可) |
| 必要スペック | メモリ4GB以上推奨、GPUがあるとスムーズ |
| スクリプト言語 | Luau(Lua 5.1ベースの改良版) |
| 公開先 | Robloxプラットフォーム(全世界のユーザーに公開可能) |
最大の魅力は「作ったゲームをすぐにRoblox上で公開できる」点です。友達に遊んでもらったり、フィードバックを受けてブラッシュアップしたり、実践的な開発サイクルを体験できます。
逆に言えば、つまずきやすいのは「家のパソコンで動くかどうか」の一点です。上の表のとおりメモリ4GB以上が目安なので、これから用意するならメモリ8GB搭載のモデルを選んでおくと余裕を持って使えます。
Roblox Studioを始めるための準備
Robloxアカウントの作成
Roblox Studioを使うには、まずRoblox公式サイトでアカウントを作成する必要があります。13歳未満のお子さんは保護者の同意が必要なので、一緒に登録しましょう。
- Roblox公式サイトにアクセス
- 生年月日・ユーザー名・パスワードを入力して「サインアップ」をクリック
- 保護者のメールアドレスを登録して認証を完了する
ユーザー名に本名や学校名を使わないようにしてください。また、保護者の方はペアレンタルコントロール(保護者設定)でチャット制限や利用時間制限をかけることをおすすめします。
Roblox Studioのインストール
- Roblox公式サイトにログインした状態で「Create」または「制作」ページを開く
- 「Studioを始める」をクリックすると、自動でダウンロードが始まる
- ダウンロードされたインストーラを実行し、画面の指示に従ってインストール
- インストール完了後、Roblox Studioが起動すればOK
インストール自体は5分程度で完了します。インターネット接続は常時必要なので、Wi-Fi環境が安定している場所で使いましょう。
画面の見方と基本操作を覚える
Roblox Studioの画面は情報量が多いため、最初は必要な部分だけを把握すれば十分です。
主要なパネル
- ビューポート(中央):3D空間のメイン画面。ここにパーツを配置してゲームの世界を作る
- Explorer(エクスプローラ):ゲーム内のすべてのオブジェクトがツリー構造で表示される
- Properties(プロパティ):選択中のオブジェクトの設定(色・大きさ・位置など)を変更できる
- Toolbox(ツールボックス):他のクリエイターが公開しているモデルやアセットを検索して使える
カメラ操作
- 右クリック + ドラッグ:視点を回転
- WASDキー:前後左右に移動(右クリックを押しながら)
- マウスホイール:ズームイン・ズームアウト
見てのとおり、右クリックとホイールを多用します。ノートパソコンのタッチパッドだけだと視点移動がかなりつらいので、3ボタンのマウスを1つ用意しておくと操作がぐっと楽になります。

最初のゲームステージを作ってみましょう
ステップ1:テンプレートを選ぶ
Roblox Studioを起動すると、テンプレート選択画面が表示されます。最初は「Baseplate(ベースプレート)」を選びましょう。何もない平坦な地面だけが用意されたテンプレートで、自由にパーツを配置できます。
ステップ2:パーツを配置する
画面上部の「Model」タブから「Part」ボタンを使って、ブロック(Block)、球体(Sphere)、円柱(Cylinder)などの基本パーツを配置できます。
- 「Part」のドロップダウンから「Block」を選択
- ビューポートにブロックが出現する
- 移動ツール(ショートカット:Ctrl+2)でドラッグして位置を調整
- スケールツール(Ctrl+4)でサイズを変更
- プロパティパネルの「BrickColor」で色を変更
パーツを複数並べて「足場」を作れば、アスレチックゲームの基礎が完成します。高さをずらして配置すれば、ジャンプして渡る障害物コースになります。
ステップ3:テストプレイで確認する
画面上部の「Play」ボタンを押すと、すぐにゲームをテストプレイできます。自分のキャラクターでステージ内を動き回り、パーツの配置が適切か確認しましょう。もう一度「Play」を押すと編集画面に戻ります。
テストプレイはこまめに行うのが制作のコツです。パーツを5~6個配置したら一度テストプレイして、ジャンプで届く距離かどうかを実際に確かめましょう。
スクリプトで動きを付けてみましょう(入門編)
パーツを並べるだけでも楽しいですが、Luauスクリプトを使うとゲームに「ルール」や「動き」を追加できます。
触ったら消えるパーツを作る
アスレチックゲームで定番の「触ると消える足場」を作ってみましょう。
- 消したいパーツを選択
- Explorerでそのパーツを右クリック →「Insert Object」→「Script」を追加
- スクリプトに「パーツに触れたら2秒後に透明になり消える」という処理を書く
Luauの基本構文はシンプルで、英語の文章に近い書き方ができます。最初は公式のRoblox Creator Documentationにあるサンプルをコピーして動かしてみるだけでもOKです。たった数行のコードで、ゲームに緊張感が生まれます。
ただ、公式ドキュメントは英語が中心です。手順を順番に追いたいお子さんには、日本語で作例をなぞれるRoblox制作の解説書が助けになります。
ゲームを公開して友達に遊んでもらいましょう
作ったゲームは、Robloxプラットフォーム上に公開できます。
- メニューの「File」→「Publish to Roblox」を選択
- ゲームの名前と説明を入力
- 「Create」をクリックすれば公開完了
- Game Settings でアクセス権を「Public」にすれば、誰でも遊べるようになる
公開設定を「Friends Only(友達だけ)」にしておけば、限られた相手にだけ遊んでもらうことも可能です。最初は友達限定で公開して、フィードバックを受けてから全体公開するのがおすすめです。
Roblox Studioを使うときの注意点
- パソコンが必要:Roblox Studioはスマホやタブレットでは動きません。WindowsまたはmacOSのパソコンを用意してください
- インターネット常時接続:オフラインでは使用できません
- 保存はこまめに:Ctrl+S で定期的に保存する癖をつけましょう。フリーズやクラッシュでデータが消えることがあります
- チャット機能に注意:Robloxにはチャット機能があるため、見知らぬ人とのやり取りについて親子で事前にルールを決めておきましょう

Roblox Studioで身につくスキル
Roblox Studioでゲーム制作を続けると、自然と以下のようなスキルが身につきます。
- プログラミング的思考:「もし○○したら△△する」という条件分岐やループ処理の考え方
- 3D空間認識力:X軸・Y軸・Z軸で物体の位置や大きさを考える力
- 問題解決力:バグ(不具合)が出たときに原因を探って修正するデバッグ力
- デザインセンス:遊ぶ人が楽しめるステージ構成やUI設計を考える力
- 英語力:メニューやドキュメントが英語中心なので、自然と英単語に触れる
特にLuauを使ったスクリプティングは、将来的にPythonやJavaScriptなどの本格的なプログラミング言語に進む際の土台になります。
よくある質問(Q&A)
Q. 何歳から始められますか?
パーツを並べてステージを作るだけなら小学3~4年生でも可能です。Luauスクリプトを書くなら、小学5年生以上でローマ字入力ができることが目安になります。キーボード操作に慣れていることが前提なので、タイピング練習を並行して進めるとスムーズです。
タイピングはゲーム感覚で続けられる練習ソフトを使っているご家庭が多いです。スクリプトを書く前の準備として取り入れてみてください。
Q. パソコンのスペックはどのくらい必要ですか?
メモリ4GB以上、できれば8GBあると快適です。グラフィックボード(GPU)搭載のパソコンならさらにスムーズに動きます。複雑なゲームを作らなければ、一般的なノートパソコンでも問題ありません。
Q. Roblox Studioで作ったゲームで収益を得ることは可能ですか?
Robloxには「Robux」という仮想通貨があり、一定の条件を満たせばクリエイターとして収益を得ることも可能です。ただし、換金には年齢や金額の条件があるため、お子さんの場合はまず「楽しく作る」ことを優先しましょう。
Q. 学べるプログラミング教室はありますか?
近年はRoblox Studioを教材に取り入れているプログラミング教室も増えてきました。オンライン教室なら全国どこからでも受講可能です。教室ではカリキュラムに沿って体系的に学べるため、独学が難しいと感じた場合は検討してみてください。
まとめ
Roblox Studioは、「遊ぶ側から作る側へ」というステップアップを無料で体験できる優秀なツールです。パーツを配置するだけのステージ作りから始めて、徐々にスクリプトで動きを付けていくことで、無理なくプログラミングスキルを伸ばせます。
お子さんが「ゲームが好き」「自分でも作ってみたい」と言い出したら、Roblox Studioを試してみてはいかがでしょうか。作ったゲームを友達に遊んでもらう体験は、きっと大きな自信とモチベーションにつながるはずです。
📦 この記事で紹介した商品
👉 「ノートパソコン(メモリ8GB)」を見る
Amazon 楽天
👉 「パソコン用マウス(ホイール付き)」を見る
Amazon 楽天




