「子供がRobloxにハマってるけど、遊ぶだけじゃなくてゲームを作ることもできるの?」
お子さんが毎日のようにRobloxで遊んでいるなら、「遊ぶ側」から「作る側」へステップアップするチャンスかもしれません。Roblox Studioという無料ツールを使えば、子供でもオリジナルのゲームを作って世界中のプレイヤーに公開できます。
この記事では、子供がRobloxでゲームを作り始めるための手順や、親がサポートするときのポイントについて詳しく紹介していきます。

Roblox Studioとは?子供でもゲームが作れる無料ツール
Roblox Studio(ロブロックススタジオ)は、Robloxのゲームを制作するための公式開発ツールです。WindowsまたはMacのパソコンがあれば、誰でも無料でダウンロード・利用できます。
- ダウンロードも利用も完全無料
- 3Dのゲームフィールドをドラッグ&ドロップで作れる
- テンプレートが豊富で初心者でも取りかかりやすい
- 作ったゲームをそのままRoblox上で全世界に公開できる
- プログラミング言語「Luau」でより高度なゲーム制作も可能
3Dの地形やオブジェクトを配置するだけでも簡単なステージが作れるため、プログラミング経験がゼロでも始められるのが大きな魅力です。慣れてきたらスクリプト(プログラム)を書いて、キャラクターの動きやゲームのルールを自由にカスタマイズできます。
Robloxでゲームを作るために必要な準備
パソコンの準備
Roblox Studioはスマートフォンやタブレットでは動作しません。WindowsまたはMacのパソコンが必要です。以下の環境が目安になります。
- OS:Windows 10以降 / macOS 10.13以降
- メモリ:4GB以上(8GB推奨)
- グラフィック:DirectX 10以上対応のGPU
- インターネット接続:必須
Robloxアカウントの作成
ゲームを作るには、まずRobloxのアカウントが必要です。Roblox公式サイトからアカウントを作成できます。
アカウント作成時のユーザー名には、お子さんの本名や個人が特定できる情報を使わないようにしましょう。また、13歳未満の場合は保護者のメールアドレスを登録して、ペアレンタルコントロールの設定を行うことをおすすめします。
Roblox Studioのダウンロード
アカウントを作成したら、create.roblox.comからRoblox Studioをダウンロードします。インストール後、Robloxのアカウントでログインすればすぐに使い始められます。
初心者におすすめ!最初に作るべきゲームは「オビー」
Robloxでゲーム制作を始めるなら、最初のプロジェクトとして「オビー(Obby)」と呼ばれる障害物コースがおすすめです。プレイヤーがジャンプしながら足場を渡っていくタイプのゲームで、Roblox上でも大人気のジャンルです。作り方もシンプルなので初めてのゲーム制作にぴったりです。
オビーの作り方(基本手順)
- Roblox Studioを起動し、テンプレートから「Baseplate」を選ぶ
- 「Part」(ブロック)を追加して足場を作る
- 足場をコピーして間隔を空けながら並べる
- スタート地点にSpawnLocation(復活ポイント)を配置
- ゴール地点に到達したら何かが起こる仕掛けを作る
- テストプレイで動作確認する
ブロックの大きさや位置は、ツールバーの「移動(Move)」「拡大縮小(Scale)」「回転(Rotate)」で自由に調整できます。この4つの操作を覚えるだけで、基本的なステージが完成します。

ステップアップ:Luauスクリプトでゲームに動きをつける
基本的なステージが作れるようになったら、次はスクリプト(プログラム)を書いてゲームに動きを加えてみましょう。Robloxでは「Luau(ルアウ)」というプログラミング言語を使います。Luauは「Lua」という言語をベースにRoblox向けに改良されたもので、比較的シンプルな文法が特徴です。英語のような構文で書くため、最初は難しく感じるかもしれませんが、コピー&ペーストしながら少しずつ覚えていけます。
スクリプトでできること(例)
- 触れると消える足場を作る
- 一定時間で動く床を作る
- ゴールに着いたらメッセージを表示する
- ポイント(スコア)を加算する仕組み
- 敵キャラクターのAI(簡易的な動き)
Roblox公式の開発者向けドキュメントにはスクリプトのチュートリアルが多数用意されています。日本語対応のページもあるので、小学校高学年以上であれば読みながら学べるでしょう。
ゲームを世界に公開する方法
Roblox Studioで作ったゲームは、ボタンひとつでRoblox上に公開できます。手順はとてもシンプルです。
- Roblox Studioのメニューから「File」→「Publish to Roblox」を選択
- ゲームの名前と説明文を入力
- サムネイル画像を設定(任意)
- 公開設定を「Public(公開)」にする
- 「Submit」をクリックして公開完了
公開した瞬間から世界中のRobloxプレイヤーが遊べるようになります。友達にURLを共有して遊んでもらったり、フィードバックをもらったりすることで、ゲーム制作の楽しさがぐんと広がります。
親がサポートするときのポイント
安全面の設定
Robloxにはペアレンタルコントロール機能が備わっています。アカウント設定から、チャット機能の制限やプレイ可能なゲームの制限を行えます。特に13歳未満のお子さんは、保護者が設定を確認しておくことが大切です。
一緒に楽しむ姿勢
「教える」よりも「一緒に試してみる」スタンスがおすすめです。お子さんが作ったゲームを実際にプレイして感想を伝えるだけでも、大きなモチベーションになります。
完璧を求めない
最初から完成度の高いゲームを作る必要はありません。試行錯誤のプロセスそのものが学びです。うまくいかない部分があっても、「どうすれば直せるかな?」と一緒に考える姿勢を大切にしましょう。

Robloxのゲーム制作で身につくスキル
ゲームを作る過程で、お子さんは自然とさまざまなスキルを身につけていきます。
- プログラミング的思考:ゲームのルールや動作を論理的に組み立てる力
- 問題解決力:バグ(不具合)を見つけて修正する経験
- 3D空間認識力:立体的なステージを設計する力
- 創造力:自由な発想でオリジナルの世界を生み出す力
- 英語力:ツールのメニューやドキュメントが英語ベースのため、自然と英語に触れる
プログラミング教育の観点からも、Robloxは非常に優れた学習環境です。「遊び」の延長でプログラミングに触れられるため、子供のモチベーションが維持しやすいのが特徴です。
もっと本格的に学びたい場合の選択肢
独学でもある程度のゲームは作れますが、さらに本格的に学びたい場合はプログラミング教室を活用する手もあります。Robloxのゲーム制作を扱う教室も増えてきており、講師のサポートを受けながら体系的に学べます。
教室を選ぶ際は、以下の点をチェックしてみてください。
- Roblox Studio / Luauを扱うカリキュラムがあるか
- お子さんのレベルに合ったクラスがあるか
- オンラインか通学か、お子さんに合ったスタイルを選べるか
- 無料体験ができるか
Q&A:Robloxのゲーム制作でよくある質問
Q. 何歳から始められますか?
A. Roblox Studioのインターフェースは英語がメインですが、小学3年生~4年生くらいから取り組んでいるお子さんが多いです。パソコンの基本操作ができれば、保護者のサポートつきで始められます。
Q. スマホやタブレットでは作れませんか?
A. ゲームで「遊ぶ」のはスマホやタブレットでもできますが、ゲームを「作る」にはパソコンが必要です。Roblox Studioはパソコン専用のソフトウェアです。
Q. 費用はかかりますか?
A. Roblox Studioのダウンロードと利用は完全無料です。ゲームの公開にも費用はかかりません。ただし、ゲーム内で使う素材(アセット)を購入したい場合は有料のものもあります。
Q. 作ったゲームでお金を稼ぐことはできますか?
A. Robloxには「Robux」という仮想通貨の仕組みがあり、人気が出ればRobuxを稼ぐことも理論的には可能です。ただし、これを目的にするよりも、まずは楽しみながら制作スキルを身につけることを優先するのがおすすめです。
Q. プログラミングができなくても大丈夫ですか?
A. プログラミングなしでも基本的なステージは作れます。ブロックを配置するだけでオビー(障害物コース)のようなゲームが完成します。プログラミングは、もっと複雑なゲームを作りたくなったときに挑戦すれば大丈夫です。

まとめ
Robloxでのゲーム制作は、お子さんの「好き」をプログラミング学習につなげる方法として注目されています。Roblox Studioは無料で使えて、作ったゲームを世界中のプレイヤーに遊んでもらえるという達成感が得られるのが大きな魅力です。
最初はブロックを並べるだけの簡単なオビーから始めて、徐々にスクリプトを書いたり、演出を加えたりとステップアップしていけます。保護者の方は「教える」よりも「一緒に楽しむ」スタンスで、お子さんの創作意欲をサポートしてあげてください。
ゲームが大好きなお子さんにとって、Roblox Studioは遊びと学びを両立できるツールです。ぜひ親子で一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


